子どものシール遊びや道具の目印、ハンドメイドのラッピングなどに便利なステッカーは、業者に依頼しなくても自分で作ることができます。
家庭でも揃えやすい道具や材料を使ってかんたんに作れる方法で、オリジナルのステッカーを作ってみましょう。
かんたんな方法でステッカーを作る主な材料
家庭にあるものや、100円ショップ、文房具売場などで購入できる身近なアイテムを使って、かんたんにオリジナルのシールやステッカーを作ることができます。
紙
ステッカーにするイラストや文字を描いたり、印刷したりします。
ステッカーとして加工しやすいよう、コピー用紙や画用紙のように、光沢がなくツルツルしていない紙がおすすめです。
ある程度の厚みがあると、ステッカーにしたとき裏側が透けにくなります。
ラベル用紙
裏側がシール状になっている用紙です。
手書きでも使える汎用タイプと、インクジェットプリンタ用、レーザープリンタ用などがあります。
切れ目が入っていないノーカットタイプのほか、用途にあわせてさまざまなサイズで切れ目が入ったものがあるので、作りたいステッカーにあわせて選びましょう。
タックラベル
はがすだけでそのままシールとして使えるものです。
丸や長方形、星形などさまざまな形・大きさのタックラベルがあります。
オリジナルステッカーを作る材料として選ぶときは、手書きができる上質紙やクラフト紙のタイプがおすすめです。
紙を使ったステッカーの作り方
もっともかんたんに揃えられる、紙を使ったステッカーの作り方です。
用意する材料は、ステッカーにする紙と両面テープ、必要に応じて梱包テープやカバーフィルムなど、透明で粘着性のあるテープもあるとよいでしょう。
ステッカーにしたい図柄が入った紙を用意する
紙に直接イラストや文字を描いてもよいですし、コピーや印刷したものでも構いません。
最初は小さめのサイズから始めると、作りやすいです。
色画用紙や包装紙など紙ならほとんど使えますし、強力タイプの両面テープがあれば、布もステッカーにできます。
紙の裏面に両面テープをすきまなく貼りる
紙を裏返し、ステッカーにしたい図柄の裏側に両面テープを貼りつけていきます。
このとき、図柄ギリギリのサイズで貼るのではなく、ステッカーにしたいサイズから1cm以上はみ出るようにして貼っていきましょう。
紙の表面に透明テープを貼る
ステッカーとしての強度を上げたり、図柄を保護したりしたい場合は、表面に透明テープをきれいに貼ります。
空気やほこりが入り込まないよう、ゆっくりていねいに貼りましょう。
梱包用OPPテープのほか、ラベル用紙を保護する透明フィルム、本の表紙に貼って保護するカバーフィルムなどが便利です。
表面の保護が必要ない場合は、ここは飛ばしても構いません。
図柄にあわせてハサミやカッターで切る
テープがうまく貼れたら、ステッカーにしたい形に図柄を切り取りましょう。
最初はハサミで大まかに切り取り、細かい部分があればカッターを使うようにすると、時間が短縮できます。
うまく切り取れたら、手作りステッカーの完成です。
両面テープのはく離紙をはがして、好きなところに貼りましょう。
ラベル用紙を使ったステッカーの作り方
両面テープを使わずに作れるのが、市販のラベル用紙を使う方法です。
ラベル用紙の表面に図柄を写す
ラベル用紙に直接イラストや文字を描いたり、プリンタで印刷したり、スタンプを押したりして、ステッカーにしたい図柄を作ります。
ラベルを乾かす
手書きやプリンタ、スタンプパッドなどのインクをしっかりと乾かします。
使った画材や印刷方法などで乾燥時間は変わりますが、指で触ってインクがつかなければ大丈夫です。
ラベル用紙の表面に透明テープを貼る
紙で作るステッカーと同じように、必要に応じて図柄を保護するために、表面側に透明のテープやフィルムを貼りましょう。
紙やインクの質感を活かしたい場合は、貼らなくても構いません。
図柄にあわせてハサミやカッターで切る
図柄ごとに切り取ればフレークシールのようになり、カッターで力を加減して切ると、台紙がついた市販のステッカーのようになります。
台紙を残す切り方はコツがいるので、何度か練習してみてください。
タックラベルを使ったステッカーの作り方
同じ形のステッカーをたくさん作りたいなら、タックラベルを使った方法がおすすめです。
好きな形・サイズのタックラベルを用意する
100円ショップや文房具売場、事務用品売場などで、さまざまな形とサイズのタックラベルが販売されています。
加工しやすいのは表面がツルツルしていない、ツヤのないタイプです。
タックラベルに図柄を写す
タックラベルでオリジナルステッカーを自作するときにおすすめなのは、直接イラストや文字を描く方法と、スタンプを使う方法です。
プリンタで印刷できるものもありますが、位置合わせが難しいので、プリンタでタックラベルのようなステッカーを作りたいときは、切れ目が入ったタックラベル用紙を使いましょう。
スタンプを押すときは、市販のスタンプだけでなく、使うタックラベルのサイズにあわせた消しゴムスタンプを作るのもおすすめです。
図柄を乾かす
描いたイラストや文字、スタンプなどをしっかり乾かしたら完成です。
すでにラベルサイズでカットされているので、自分で切り取る手間がかかりません。
お子さんと一緒に遊びたいステッカー作り
ここまで紹介した方法はハサミやカッターを使うため、小さなお子さんと一緒に作業できないこともあります。
本格的なステッカーではありませんが、お子さんと遊びながらオリジナルステッカーを作るなら、こんな方法もおすすめです。
液体のり・木工用ボンドでステッカーを作る
水性の液体のりまたは木工用ボンドを、下敷きやクリアホルダー、プラバンなどの上に塗り広げ、半日から1日ほどかけて乾かします。
透明になってべたつきがなくなったら、乾いたのり・ボンドの上に油性マーカーやクレヨンで絵を描くだけでできあがりです。
下敷きにしたものからゆっくりとはがすと、ガラスや鏡、冷蔵庫など平面でツルツルした場所になら何度も貼ってはがせるステッカーになります。
水性ペンだとにじみやすいので、油性ペンやクレヨンがおすすめです。
ガラス絵の具でステッカーを作る
100円ショップでも購入できるガラス絵の具は、手軽にステンドグラス風のステッカーを作ることができます。
のりやボンドを使う方法と同じく、透明の下敷きになるものの下にあらかじめ用意した下絵を置き、上からガラス絵の具を使って絵や文字を描いていきます。
絵の具の厚みにより乾くまでの時間は異なりますが、半日から1日乾燥させると、ツルツルの面に貼ってはがせるステッカーのできあがりです。
ガラス絵の具を何度か重ねると厚みのあるステッカーになりますし、爪楊枝を使って絵の具を乗せると、細かい線も描けます。
クオリティと手軽さを重視するなら業者を使うのもおすすめ
手作りのステッカーでは物足りない、手作りするのが面倒くさい、同じステッカーをたくさん作りたいというときは、思い切って業者に頼るのもよいでしょう。
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特にハンドメイド商品のラッピングや、店舗・企業での使用にはぴったりです。
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